「実践トレーニング⑨ クエリ・集計」について、手順を解説します。
この章のポイント:
- クエリの作成
- 集計の作成
テーブルにはクエリと集計の機能があります。クエリで条件をつけてレコードを絞り、集計ではそのクエリの結果に対して数値タイプのフィールド値の合計や平均値を出したり、レコードを表示したりすることができます。
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手順
クエリの作成
アイテムごとのクエリを作成する
- 在庫管理のテーブルを開く
- 画面右上のクエリ>新規クエリを作成をクリックする
- クエリの作成画面がテーブル上部に表示されるので、クエリ名を入力し、フィルタをクリックして下記条件のフィルタを追加し保存する
- 再度2を行い、もう1つクエリを作成する
- クエリから作成したクエリを開き、テストをしてクエリが問題なく動作するかを確認する
集計の作成
数量の合計値を算出する集計を作成する
- 画面右上の集計>編集をクリックする
- 集計画面の右上に表示される「+集計を追加」をクリックし、下記の通り集計を作成し保存する
・集計名:在庫数の合計
クエリ・集計のアプリへの紐づけ
アプリ編集画面に戻り、作成したクエリ・集計をアプリに紐づける
- App Editorに戻り、画面左のレコードタブを開く
- クエリ横の「+」をクリックし、クエリ名を入力して先ほど作成したクエリを選択し、追加する
2回繰り返し、2つのクエリを追加する
・クエリ名:ねじのレコード抽出、ボルトのレコード抽出 - 追加したクエリの下の「+集計を追加」をクリックし、集計名を入力し先ほど作成した集計を選択して追加する
これを2回繰り返し、2つのクエリに対してそれぞれ集計を追加する
・集計名:ねじの在庫数、ボルトの在庫数
集計結果のアプリでの表示
追加した集計の結果をアプリで表示させる
- ツールバーのテキストより変数を挿入し、配置する
- 画面右のウィジェットタブにてデータソースを変数からTulipテーブル集計に変更し、「ねじの在庫数」の集計を選択する
- 2で作成したウィジェットをコピー&ペーストでもう1つ作成して配置し、画面右ウィジェットタブにてデータソースの集計を「ボルトの在庫数」に変更する
- ツールバーのテキストよりテキストを挿入し、画面右のウィジェットタブにてテキストを追加・フォントサイズを変更し、上記2で配置したウィジェットの左隣に配置する
・テキスト:ねじの在庫数
・フォントサイズ:24 - 4と同様にテキストを追加し、3で作成したウィジェットの上に配置する
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