Tulipでは外部と接続するためのコネクタがありますのでChatGPTも簡単に使用できます。
実際にChatGPTのAPIを使用して結果を出力する方法を記載します。APIキーはあらかじめ準備してください。
コネクタの作成
- 「アプリ>コネクタ」を選択します。
- 右上のボタンから、新規でコネクタを作成します。
- 名前を入れます。「コネクタ種別」はHTTPにして「作成」をクリックします。
- 本番・検証・開発でそれぞれ接続先を分ける事ができます。今回はそのままにして、「本番&検証&開発」をクリックします。
- 「接続を編集」画面にて以下を設定します。
実行コネクタ Cloud Connector Host ホスト api.openai.com ポート 443 TLS はい - 「ヘッダーを編集」をクリックして、認証情報、ヘッダーを入れます。以下の画面を参考にしてください。入力後、「戻る」をクリックしてもとのページに戻ります。
認証 OAuth2(Bearerトークン)を選択します。
Prefixに「Bearer」と入力し、トークンに情報を入れます。
ヘッダー 「Content-Type : application/json」を入れます。 - 「テスト」ボタンをクリックしてください。テストが成功すると、「テスト」が「保存」に変わりますので、「保存」をクリックしてください。
関数の作成
以下のページの仕様にしたがって入力します。
https://platform.openai.com/docs/api-reference/chat
- 「関数を作成」をクリックします。
- 左側の「入力」にて「テキスト」を選び、「メッセージ」と入れます。「出力」にて、「回答」と入力し、右側に「choices.0.message.content」と入れます。
- メソッドを「POST」にします。URLは「v1/chat/completions」と入れます。
- リクエスト本文にて、「コンテンツタイプ」を「JSON」にします。
以下のように設定します。右側の四角いボタンが型をあらわしているので、それぞれ選択します。アイテムの横の「+」をクリックすると項目が増えます。
「content」では「入力」の値を使用しますので、「入力を使用」ボタンをクリックしてください。 - 左上の入力部分で「テスト値」となっているところに質問事項を入力し、右上の矢印が回っているボタンを押して下さい。
- 右下の「出力」タブを確認し、結果が出力されているかを確認してください。確認後、右上の「保存」をクリックします。
以上で完了です。App Editorにて、「コネクタ関数を実行」を選択し、メッセージと回答の変数を設定し、利用してみてください。
「コネクタ関数を実行>コネクタ名を選択>入力メッセージとして変数を選択>出力メッセージの変数を選択」となります。
アプリイメージ
※ChatGPTはOpenAI OpCo, LLCの商標または登録商標です。