Tulipでアプリを作成する際に、アプリ以外に関連資料を開きたい時があります。TulipではローカルPCに保存されたExcelファイルやPDFファイルなどを Tulip Playerとは別画面で開くことができます。本記事では、ローカルファイルを開く設定手順をご案内します。
事前確認
- Tulipにログインするためのアカウントが既に管理者より発行されていること
- ローカルPCに Tulip Playerがインストールされていること
- Tulip上から Excelファイルを開きたい場合、ローカルPCにExcelがインストールされていること
設定手順
- お客様の Tulipのインスタンスにアクセスし、任意のアプリを開きます。
- ツールバーより、ボタン->ボタンをクリックし、ボタンウィジェットをステップに配置します。
- そのまま、画面右のウィジェットタブにあるトリガ欄の「+」をクリックします。
- 下図のように、トリガを作成します。Then文の部分で「ファイルを開く」を選択し、パスに開きたいファイルのパスを保存します。ここでは、「D:\Tulipリーフレット.pdf」を指定しています。
- 画面右上の「実行」ボタンをクリックし、Tulip Player を起動します。項目2で作成したボタンをクリックすると、下記のような警告ダイアログ画面が表示されます。意図したファイルであれば、「許可する」をクリックしてください。
- 今回は、PDFファイルが呼び出していますが、PDFファイルの既定アプリが Google Chrome ブラウザとなっているため、Google Chromeブラウザが起動しています。Tulip Playerを表示するディスプレイとは別にディスプレイを用意しておくと画面の切り替えをせずに使えます。
※EXEファイルやBATファイルなどセキュリティ上リスクの高いファイルは開けません。
※ExcelはMicrosoft Corporation の商標または登録商標です。
※Google Chrome は Google LLC の商標または登録商標です。
以上