Tulipを使い始める際に、Tulipで作成したアプリを実行するための「Tulip Player」が必要です。本記事では、Windows PC に Tulip Playerをインストールし、初期登録するまでの設定手順をご案内します。
事前確認
- Tulipにログインするためのアカウントが既に管理者より発行されていること
- 自分用のTulipのアカウントに対して、バッジIDが登録されていること
- Windows PC がインターネットに接続できること
設定手順
- まず、Tulip Playerをダウンロードするため、Google ChromeなどWebブラウザを起動して、https://download.tulip.co/ にアクセスします。
- 下記のような画面が表示されますので、「Windows App」をクリックし、「Tulip Player Setup.exe」をダウンロードしてください。
- ダウンロードした「Tulip Player Setup.exe」をダブルクリックして、インストールを開始します。
- インストールが完了すると、Tulip Playerが起動します。続いて、初期登録をしていきます。まずは日本語表示にするため、画面右上に表示されている国旗をクリックし、日本語を選択します。
- 続いて、アカウントのURLを入力します。「https://xxx.tulip.co.jp」または「https://xxx.dmgmori-tulip.com」と入力して、「Tulipを起動する」をクリックします。なお、xxx の部分はお客様毎に割り振られたサブドメイン名となります。
- 下記のようなログイン画面が表示されます。予め発行されたTulipのアカウントでログインしてデバイスを認証します。メールアドレスおよびパスワードを入力し、「ログイン」をクリックします。
- 続いて、インターフェイスに名前をつける画面が表示されます。インターフェイスとはTulipのアプリを表示する端末のことです。PCのコンピューター名や資産管理番号など社内・工場内で端末を特定できる名前にしておくことをお勧めします。任意のデバイス名を入力し、「次へ」をクリックします。
- 続いて、新規にステーションを作成し、インターフェイスを割り当てます。ステーションとは製造現場のライン上で実行するアプリを割り当てたり、データのやり取りを行いたいEdge IO(エッジデバイス)を紐づけたりするための管理上のグループとなっています。「新規ステーション」をクリックしてください。
- 続いて、任意のステーション名を入力した後、「インターフェイスの割り当て」をクリックして、新規ステーションにインターフェイスを割り当てます。
- インターフェイスを割り当てた後、ログイン画面が表示されます。バッジID(Badge Id)を入力し、「サインイン」をクリックします。バッジIDは Tulipのアカウントを特定するためのIDで社員番号などを設定しておくことをお勧めします。
- バッジIDを入力し、ログインすると「アプリが見つかりません。」と表示されます。新規ステーションには実行可能なアプリが割り当てられていないため、このような状態となります。
- Tulipの App Editor(アプリを作成する画面) にアクセスする権限がない場合は、Tulipの管理担当者にステーション名を伝え、実施すべきアプリを割り当てるように依頼してください。Tulipの App Editorにアクセスする権限がある場合は、画面上部のメニューより「ショップフロア」->「ステーション」をクリックします。続いて、左側のメニューよりさきほど作成したステーション名をクリックします。ステーションの割り当ての横にある「編集」をクリックし、表示されたプルダウンメニューより、「すべて」、「開発版」をそれぞれ選択し、「保存」をクリックします。
- 当該ステーションにアプリを割り当てると、アプリが表示されるようになります。アプリ名をクリックすると、選択したアプリが実行されます。
※Windowsは、米国Microsoft Corporationの商標または登録商標です。
※Google Chrome はGoogle LLC の商標または登録商標です。
以上