本記事ではボタンをクリックした際に、テーブルに保存されている画像・ファイルを開く方法をご紹介します。
概要
テーブルに保存されている画像・ファイルは、実際には保管場所のURLが保存されています。
レコードプレースホルダにロードしたURLにはクォーテーションマークが含まれるため、これらを取り除いてURLにアクセスします。
前提条件
インタラクティブテーブルやトリガを利用して、レコードプレースホルダに該当するファイルが保存されているレコードがロードされていること
設定方法
- ボタンウィジェットを挿入し、トリガを追加する
- TOTEXT関数を使用し、URLをテキストタイプに変換して変数に保存する
ファイルのURL - TRIM関数を使用してURLからクォーテーション部分を削除し、リンクを開く機能で画像・ファイルにアクセスするアクションを設定する
※TRIM関数は文字列の前後から指定した文字列を取り除く関数です。
式:TRIM('元の文字列', '取り除きたい文字列')
文字列を式に直接入力する場合はシングルクォーテーションで括って表現します。
今回はダブルクォーテーションを取り除きたいので、「’”’」としています。
※2のテキストタイプへの変換、3クォーテーション部分を削除してリンクを開くアクションは下記の通りまとめることもできます。 - 開発者モードを立ち上げ、ファイルが別タブで開くかを確認する